肩こりを放置しないための可動域チェック
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肩こりで来院される方には、ほぼ必ず最初に「肩、ちゃんと動いてますか?」という話をします。
というのも、南浦和に来てから特に感じるのですが、肩の可動域がめちゃくちゃ狭い人が多い んですよ。
「肩こりなんて誰でもあるでしょ?」
「デスクワークだから仕方ないですよね?」
そんな感じで来られる方が多いのですが、検査で腕を上げてもらうと
途中で止まる・詰まる・痛む・固い
このどれかに必ず当てはまります。
■ 肩こりの“本当の原因”は筋肉ではなく「動かない関節」
つい先日も、南浦和駅近くにお住まいの40代女性が来院されました。
「肩こりが辛くて頭痛まで出てきて…」とおっしゃるので、まずは鏡の前でチェック。
私「右肩、少し巻き込んでますね。腕あげてみましょう」
患者さん「あれ?上まで上がらない…痛い…」
この時点で、筋肉だけじゃなく 関節が動いていない のが分かります。
肩って実は 肩甲上腕関節・肩甲胸郭関節が連動して動く仕組みなので、どれかが固まると全部の動きに影響が出るんですよ。
患者さんは「肩こりなのに関節ですか?」と驚いていましたが、むしろ肩こりは
関節が動かない → 動かない分を筋肉が無理して支える → 筋肉がガチガチになる
この流れがほとんどなんです。
■ 南浦和の患者さんにも多い“固さの特徴”
南浦和ゼロスポ鍼灸・整骨院で肩こりの患者さんを触るとある傾向があります。
● 肩甲骨が全然動かない
● 背中が丸くなっている(猫背)
● 首が前に落ち、頭を支える筋肉がずっと負担
● 胸の筋肉がガチガチで呼吸が浅い
● デスクワーク時間が長く、縮んだ姿勢のまま固まっている
これは地域柄の影響も大きいです。
在宅ワーク・パソコン業務・家事育児が重なっている方が多いので、姿勢がずっと同じなんですよね。
実際、初診の方の肩甲骨を触ると
「うわ、これ動かないな…」
と心の中でつぶやくことも多いです。

■ 筋肉の固さを放置すると“何がまずいのか”
患者さんにはよくこんな説明をします。
「筋肉が固い状態って、ずっとゴムが伸びっぱなしみたいなものなんですよ。」
伸びっぱなしのゴムって急に戻れませんよね。
肩の筋肉も同じで、固さを放置するとどんどん血流が悪くなり神経の通り道も圧迫されていきます。
実際に放置している方はこういう症状を訴えます。
● 首の付け根がズキズキする
● 肩が上がらない
● 呼吸が浅く疲れやすい
● 頭痛が頻発する
● 腕のしびれ
● 背中がつる
可動域が狭い → 筋肉が固い → 神経が圧迫 → 痛みやしびれ
というルートは、放置されやすく本当に多いパターンです。
■ デスクワークの肩こりは“筋肉”より“関節”の問題が多い
南浦和で感じるのはデスクワーカーの肩こりが本当に多いです。
特にパソコン作業の姿勢は、肩関節を1ミリも動かさないまま長時間固めるので、気づいた時にはもう可動域がゼロに近い…なんてことも。
実際に、うちの院では
「肩を動かしてるつもりなのに、動いてない人」
が非常に多いです。
検査で肩を横に広げてもらうと、胸の筋肉や肩前面で止まってしまう。
肩甲骨が全然ついてこないので
「あ、これじゃ肩だけで頑張ってるな…」
と一瞬で分かります。
その場で
「ここまでしか上がらないの、分かります?」
と鏡を使って説明すると、
「ほんとだ…肩が動いてない…!」
と皆さん驚かれます。

■ 肩こりは筋肉を揉むだけでは絶対に良くならない
これははっきり言います。
肩こりは、筋肉マッサージだけでは根本改善しません。
理由は簡単で、
● 関節が動いていない
● 姿勢が崩れている
● 肩甲骨が固まっている
● 深層筋(インナー)が働いていない
からです。
筋肉は結果であって原因ではありません。
肩こりの根本原因は、
動かない関節+固まった肩甲骨+弱ったインナー
これに尽きます。
だからこそ、南浦和ゼロスポでは
肩甲骨の動き → 関節の可動域 → インナー → 姿勢
の順で必ずチェックします。
これは経験則ですが、筋肉だけ触る施術はほとんど意味をなしません。
■ ゼロ整体
【関節の可動域を広げて“動ける肩”を取り戻す】
肩こりの方には、まず必ずと言っていいほど ゼロ整体 を行います。
ゼロ整体は、HPにも書いている通り「骨格の歪みと筋肉の調整」を同時に行う施術なんですが、実際の現場ではもっと“細かい変化”を見ています。
初診時の検査で
「肩甲骨、ぜんぜん滑ってないですね」
と伝えると、皆さん “そんなに固いの?” と驚かれます。
ゼロ整体では、肩甲骨をゆっくり動かしながら
● 背骨と肩甲骨の連動
● 肋骨の動き
● 腕の上がり方
● 肩前面の詰まり
などを一つずつ解いていきます。
例えば、ある30代の女性は肩こり歴10年以上。
ゼロ整体で肩甲骨を動かした瞬間、
「肩が軽い…!いつもより後ろに行く!」
と感動されていました。
施術自体はバキバキ鳴らすものではなく、関節を大きく動かしながら滑らかに整えていくスタイルです。
南浦和の方は“強もみ”を求めて来院される方も多いのですが、本当の改善は「動かなかった関節が動き出すこと」なんですよね。

■ ストレッチ施術
【固まった筋肉をピンポイントで緩める】
肩こりは、ただストレッチすれば良くなるわけではありません。
重要なのは どの筋肉が原因になっているか を見極めること。
南浦和ゼロスポでは
・胸の大胸筋
・首の前側(斜角筋)
・肩前面(三角筋前部)
・肩甲骨まわり(菱形筋・僧帽筋)
このあたりを個別に確認します。
「ここ触ると痛いですよね?」
とお声がけすると、
「そこ!そこがずっと苦しかった場所です…」
とピンポイントで反応されることも多いです。
ストレッチ施術は、筋肉をただ伸ばすだけでなく、
● 関節の角度
● 呼吸のタイミング
● 力の抜き方
を合わせながら行うので、1回でも肩が軽くなる方は多いです。
ある主婦の方は、胸の筋肉を緩めただけで
「肩が開くってこういうことなんですね…」
と驚かれていました。
固さって放置すると怖いですが、適切に伸ばすと本当に変わります。

■ ハイボルト
【深部の緊張や痛みの本当の原因を特定する“診断的施術”】
肩こりで来院される方の中には、
「どこを押されても全部痛い…何が原因か分からない」
という方が少なくありません。
そんな時に活躍するのが ハイボルト です。
これは高電圧の電気を深部の筋肉に流すことで
● 原因筋の特定
● 神経の興奮の抑制
● 動きの改善
が一度にチェックできます。
施術中によくある会話がこちらです。
私「このポイントに電気入れると肩の重さどうです?」
患者さん「あ、軽い…そこなんですね原因…」
この “その場で変化が出る感覚” が、ハイボルトの大きな魅力です。

■ 楽トレ(EMS)
【肩こりの根本原因“姿勢の弱さ”を補うためのインナー強化】
肩こりの方の95%に共通するのが、
インナーマッスルの弱さ です。
肩こりは肩の問題に見えて、実は“体幹の支え”が弱いと、頭を支えられず肩に負担が全部集まります。
楽トレは
● 寝ているだけで体幹を鍛えられる
● 姿勢をキープできる身体になる
● 肩に余計な力を入れなくなる
という特徴があります。
楽トレを受けた方の多くが
「お腹の奥が動いてる…こんな感覚初めてです」
と言うのですが、それが正解です。
肩こりは “姿勢が弱い=肩が頑張りすぎて固くなる” という構図なので、インナーを鍛えると再発率が大幅に下がります。

■ 鍼灸施術
【深層筋へのアプローチと自律神経の調整で肩こりを緩める】
肩こりの深い部分、特に
・肩甲挙筋
・後頭下筋群
・僧帽筋の奥
・肩前面の固まり
ここは手では届きません。
だからこそ 鍼灸 が活きます。
とくに南浦和の方はストレスや自律神経の乱れも関係しているので、鍼でツボを整えると肩の力が一気に抜けます。
施術中によくあるのが
患者さん「え?刺さってるんですか?全然分からない…」
という反応です。
鍼灸は痛みを取るだけでなく
● 血流改善
● 自律神経の調整
● 深層筋の緩和
に効果的なので、肩こりの“奥の重さ”が抜ける方が多いです。

当院の施術についてはこちらでも説明しております
■ 今日からできる「肩こりを悪化させないコツ」
肩こりの原因が“関節の可動域”にあるとわかったところで、じゃあ日常生活では何を気をつけたらいいのか?
患者さんにも毎日のようにお伝えしている内容をここでまとめておきます。
ただ、難しいストレッチや体操は続かないのでまずは“気づき”の部分だけでも十分です。
● 肩甲骨を少し動かす時間を作る
「肩甲骨動かしてみましょう」と言うと、多くの人が“肩をすくめる動き”をしてしまいます。
そうじゃなくて、
“胸を開く → 肘を軽く後ろに引く”
これで十分です。
たった10秒でも、背中の筋肉がゆるみやすくなります。

● デスクワークは“顔が前に出ない”ようにする
南浦和のデスクワーカーに圧倒的に多いのが
顎が前に出た姿勢。
顎が3cm前に出ると、首と肩の負担は約3倍になります。
私自身も昔それで肩を壊していたので気持ちはよく分かります。
一度、鏡で横から自分を見てみてください。
「うわ、めちゃくちゃ前に出てる…」
と気づく方がほとんどです。

● 呼吸を浅くしない
胸の筋肉が固い人は“浅い呼吸”になっています。
浅い呼吸になると肩まわりの筋肉がずっと緊張したままなので、肩こりが悪化しやすいんですよね。
深呼吸ひとつで肩がゆるむこともあります。
ほんの10秒でも、まったく違います。

● スマホ時間を減らす(せめて持つ位置を変える)
スマホは現代の“肩こり製造機”みたいなものです。
下を向く角度が強いほど、肩にかかる負担は倍増します。
南浦和の通勤電車でも、皆さんスマホを見ていますが、
その姿勢は肩にキツいです。
「目線の高さにスマホを上げる」
これだけで負担は激減します。

■ 肩こりと関節の可動域に関するよくある質問
ここからは、実際に院でいただく質問をそのまま書いていきます。
● Q1:肩こりは放置しても治りますか?
A:ほぼ治りません。
むしろ悪化します。
肩こりは“積み重ね型”の不調なので、時間が経つほど筋肉も関節も固まっていきます。
1週間放置すると固さは倍増します。
● Q2:肩甲骨が固いと肩こりが治らないって本当?
A:多くの場合当てはまります。
肩甲骨が動かないと、肩関節の動きも制限されるので、肩こりは永遠に改善しません。
ゼロ整体やストレッチ施術で肩甲骨を動かすと、肩がスッと軽くなる方が多いです。
● Q3:猫背と肩こりは関係ありますか?
A:めちゃくちゃあります。
猫背になると、肩や首の筋肉がずっと引っ張られたままになります。
姿勢が崩れるだけで肩こりは簡単に悪化します。
● Q4:肩こりにストレッチは効果ありますか?
A:正しいやり方なら勿論効果はあります!
ただし、痛いほど伸ばしたり、自己流で強く伸ばすと逆効果になることも…。
「硬い筋肉を見つけて、適切な角度で伸ばす」が大事なんですよね。
● Q5:どの施術が自分に合うか分かりません
A:これは来ていただいて検査した方が早いです。
肩こりは原因が全員違います。
可動域や筋肉の固さ、自律神経の状態まで見ないと判断できません。
■ アクセス情報
📍 ゼロスポ鍼灸・整骨南浦和院
住所:埼玉県さいたま市南区南浦和2-23-8 ラコルタ南浦和1階
🚶 アクセス
JR南浦和駅東口から徒歩3分
🅿️ 駐車場
近隣の提携コインパーキングをご利用いただくと、
→ 駐車場代は当院が負担します。
🕒 営業時間
平日 10:00〜20:00
土日祝 9:00〜19:00
定休日なし
予約優先制・オンライン予約にも対応
詳しいアクセスはこちらから
■ 最後に
肩こりを「ただの疲れ」なんて思わないでください。
動かない関節、固まった筋肉、呼吸の浅さ、姿勢の崩れ…。
肩こりの裏側には、いろんなサインが隠れています。
本当に危ないのは痛みよりも、
“可動域が狭くなっている状態”
これを放置することなんです。
もし今、
● 首が重い
● 肩が上がらない
● ずっと肩が張っている
● 呼吸まで浅い
そんな状態が続いているなら、一度ちゃんと身体を見直してみてください。
南浦和で肩こりに悩んでいる方の力になれたら嬉しいです。
あなたの肩、まだまだ軽くなる可能性があります。

当院の詳しい情報はこちらからどうぞ
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